Kindle本は双括型で書きましょう

文章の書き方には、下記の3つの論理展開があります。

1.頭括型
2.尾括型
3.双括型

それぞれ、
「とうかつがた」「びかつがた」「そうかつがた」と読みます。
あらゆる本は、このいずれかのパターンで構成されています。

まず、「1.頭括型」ですが。

これは、文字通り、頭で括る論理展開。
すなわち、先に結論を述べ、それに続いて結論の根拠を述べるという論理展開です。

一般にビジネス文書の類は、この頭括型で書かれることが多いですし、
社員研修などでもビジネス文書は頭括型で書くようにと指導を受けると思います。

というか、文書に限らずビジネス会話は原則頭括型です。

次いで「2.尾括型」ですが。

これは、頭括型とは逆に、
文章の最後で括る論理展開です。
先に理由を述べた上で、最後に結論でまとめるという型です。

これは、漫画や小説といった、
いわゆる物語コンテンツを作成する際の王道的なパターンです。

一方で、ビジネスの場はこの手の論理展開は歓迎されません。
回りくどくて、業務に支障が出るからです。

あと、これは余談ですが。
弁護士の友人から聞いた話によると、
死刑などのような思い判決に際しては、被告がパニックにならないように、
その場が混乱しないようにと、尾括型で判決を読み上げるのだそうです。

さて、ラストが「3.双括型」です。

これは、どういう論理展開かというと、
まず冒頭で結論を述べ、その後に結論の根拠を述べ、
最後にあらためて結論を述べるという型です。

結論をくり返すことで、主張がハッキリと伝わりやすいため、
基本的にビジネス書の類は、この双括型で構成されます。
電子書籍の執筆に際しても、やはりこの双括型での執筆を推奨します。

双括型のメリットは、主張を冒頭と結びでくり返すことで、
主張が伝わりやすいということももちろんありますが、
それ以上に、同じ内容をくり返すことで、
効率よく自然な形でボリュームを稼げるというところにあります。

また、電子書籍の場合は、流し読みされることも多く、
その際にしっかりと目を通してもらえるのは、
冒頭と最後の結びくらいのものです。

すなわち、結論が述べられている部分だけはしっかりと読んでもらえるがゆえに、
そこで明確な主張がくり返されていることで、
読者さんも内容が理解できたと感じ、読後感も良くなります。

したがって、双括型は
まさに、電子書籍における王道パターンともいえるべき論理展開なのです。

ちょっとセコいな、と思うかもしれませんが、
やはりどれだけ文章を書くのが得意な人、好きな人でも、
1万文字を書くには相応の時間と労力が必要ですからね。

そのうちの、3000文字程度を
効率よく、自然に稼ぐことができるのですから、
いいことずくめだと思いませんか。

でもって、読者さんもあなたの主張を理解しやすくなるわけですから、
双方にとってメリットのある型なのです。

実際、私の著書の大半は、この双括型で書かれていますし、
それだけではなく、セールスに際して書くコピーライティングもまた、
冒頭と最後はしっかりと読んでもらえるという特徴を利用して、この論理展開を利用しています。

すなわち、電子書籍の執筆のみならず、
セールスのためのコピーライティングにも使うことのできる、優れものの型なのです。

ぜひ、あなたの武器にしていただきたいと思います。




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