Kindle出版では売れるかどうかは意識しない

著者という職業は
出版業界の構造上、そして電子書籍市場の構造上
まったくといっていいほど儲からない職業です。

たくさん著書を売りに出して
必至になってプロモーションをしても
得られる印税は雀の涙ほどもありません。

それこそ、下手にプロモーションをかけることで、
赤字を膨らませてしまうリスクすらあります。
というか、大半の著者はそんな状態です。

したがって、大切なのは、
売るための努力をしない、ということです。

売れるかどうかは意識せず、著書が流通していればそれでかまわない。
これくらいの割り切ったスタンスでいた方が、
著者という肩書きとうまく付き合うことができます。

なまじ著者として売れることを意識してしまうと、
それこそネガティブレビュー1つ取っても、
いちいち神経をすり減らすようになりますし、
売り上げの変動に一喜一憂するようになってしまいます。

もちろん、それもまたプロ意識のあらわれといえるのかもしれませんが、
肩書きを利用するだけなのですから、過剰なプロ意識など邪魔になるだけです。

実際、私もペンネームを含めると200冊を超える著書があるのですが。

それらが売れようが、売れなかろうが、何とも思っていません。
ネガティブレビューを書かれ放題の著書もありますが、
それに関しても完全放置状態で何とも思っていません。

私が欲しいのは、著者としての肩書きであり、
自分がビジネスをしている分野において何冊の著書があるという事実だけだからです。

たしかに、ただ単に著者であるよりも、
ベストセラー著者という肩書きにグレードアップした方が、
より大物に見えるかもしれませ。

ただ、専門分野の著書がベストセラーになるというのは、
そもそもありえない話なのです。

たとえばシメジを使ったおいしいい家庭料理のレシピ本が
Amazonの総合ランキングで1位になるなんて、
ちょっと現実的ではないですよね。

ない話ではないのかもしれませんが、達成するのは極めて困難でしょうし、
またその困難を乗り越えた結果に対して、得られる見返りは知れているわけです。

というわけで、大切なのは著者としての肩書きがあること。

これ以上の何かを求めるのは、
合格点を超えた上で、満点に近づける努力をするようなもので、
あまり努力の効率がよいとはいえません。

その熱意はもっと他のことに向けた方が、
人生においてより多くのものを得られるのではないでしょうか。




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