Amazonが批判レビューを消さない理由

Amazonといえば、批判レビュー、誹謗中傷レビューが有名です。
とりわけ、本のレビューにおける著者に対する人格攻撃は常軌を逸しています。

ともあれ、あなたも著者になることで、
そういった被害を受ける可能性は極めて高いということは先にもお話しした通りです。

結局のところ、その手の批判レビュー、誹謗中傷レビューを書いている人の母集団は、
本を出したいのだけれども出せない人たち・・・
すなわち、著者であるあなたに対して見苦しい嫉妬心をいだいている人たちだからです。

とはいえ、そのような、公平性を欠いた行動が、
なぜAmazonでは黙認されているのでしょうか。

ちょっと謎だと思いませんか。

事実、先日も、私のクライアントさんで本を出している方が、
あまりに理不尽な中傷レビューを書かれるという事件がありました。

ザックリとかいつまんでお話しすると、
「通信販売で粗悪品を販売して詐欺的な商売をしている」と、
まったく関係のない著書のレビュー欄に書かれたのです。

もはや、書籍に関するレビューでも何でもない、
人格攻撃を通り過ぎた、偽計業務妨害に相当する書き込みです。

それゆえに
「さすがにこれは看貫できない」そう考えたクライアントさんは、
レビューに対する異議申し立てをおこなったのですが・・・。

程なくしてAmazonからはこのようなフィードバックが届いたそうです。

あきらかな、人格攻撃や偽計業務妨害が
Amazonの「商品レビュー」のガイドラインには抵触しないのだそうです。

ともあれ、このことからもよくおわかりいただけるでしょうが、
Amazonに常識的かつ誠実な対応を望むのは期待するべきではない、ということでしょうね。

なお、Amazonサイト内でのレビューを取り巻く問題に関して
AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏は以下のようにコメントをしています。

否定的なレビューを恐れたサプライヤーから
「おまえたちは売るのが仕事で商品にけちをつけるのが仕事じゃないはずだ」と言われたとき、
以下のように答弁したといわれています。

我々はモノを売って儲けているんじゃない。買い物についてお客が判断するとき、その判断を助けることで儲けているんだ。

一見、もっともらしい理屈、そして聞こえのいいきれい事です。

それゆえに、Amazonの就職試験を受けに来る学生の中には
「御社CEOの経営哲学に共感しました!」とかいう人もいるのかもしれません。

もっとも、Amazonに就職を希望する学生のレベルから考えると、
そんな表層部しか見えていない学生は書類選考すら突破できなさそうですが・・・。

それはさておき。

あなたもお気づきの通り、検索エンジンのカラクリを理解すれば、
これはジェフ・ベゾス氏の本音ではないことはご理解いただけるはずです。

基本的にレビューを書くのは不満を持っている人たちなのです。
さらにいうと、人間としてどこかおかしい人たち。
そりゃそうですよね、他人様を公然と批判しても何のメリットもないわけですから。
むしろ、訴訟リスクなど、マイナスに作用することの方が多い。

それにも関わらず、自分の行動にブレーキを踏めないというのは、
やっぱりちょっと普通じゃないわけです。
EQが低い人たち特有の行動です。

それこそ、いささか極論になりますが、
法律的にNGなことをやっている時点で、我々のような普通の人というよりは、
法の一線を越えてしまった殺人犯に近い属性とさえいえるかもしれません。

ともあれ、こういう人たちの行動習慣は、
きわめてシンプルで、なおかつわかりやすいのです。

ネガティブレビューを書く
 ↓
反応を見る
 ↓
反応に気をよくして他の商品についてもレビューを書く

これの繰り返しです。
そして、何のことはない、そのネガティブレビューに共感するのもまた
同類項のEQが低い、人生の上手くいっていない人たちなわけです。

そもそも、人間としておかしい人たちは、
実社会では、その性質ゆえに周囲の人たちとうまくいっていません。

頼られること、感謝されること、その経験が絶対的に少ないのです。

それゆえに、Amazonでの他者に対する批判、誹謗中傷のネガティブレビューを書くよって、
自身が偉くなったかのように錯覚すること、
そして「いいね」を押されることで承認欲求が満たされることは、
彼らにとって麻薬のようなものなのです。

ともあれ、まるで麻薬中毒者のようにネガティブレビューを書き、
それに共感しあうような人たち。
はたして、こういう人たちのたまり場にすることによって
サイトにはどういった影響が及ぶでしょうか。
 
そう、以下のような傾向になります。

・アクセス数が跳ね上がる
・レビュー投稿によるサイトの更新がくり返される
・サイト内回遊率が上昇する
・サイト滞在時間が長くなる
・外部からのサイト誘導が多くなる

ハッとしませんか。

そう、実は、これ、すべて、
検索エンジン最適化に大きく貢献するのです。

すなわち、レビュー機能を搭載して、
人間としておかしい人をそこで暴れさせることにより。
特に、膨大な広告費をかけずとも
検索エンジンで上位表示させ
安定的にサイトにアクセスを呼ぶことができるようになるのです。

事実、気になる商品があったとき、Googleで検索をするとどうなりますか。
かならず、上位の1~3番目にAmazonでの販売ページが表示されますよね。

すなわち、Amazonは、
人間としておかしい人たちを巧みに利用することで
広告宣伝費を大幅に削減し
手前どもの利益を増大させる仕組みを作り出していたのです。

というわけで、残念なお話をしますね。

あなたの本には、遅かれ早かれ、
その手の激しい嫉妬心に駆られた人間としておかしい人たちからの、
ネガティブなレビューが書かれることでしょう。

本を出す、ということは、最も嫉妬されやすい小さな成功です。
だからこそ、彼らにしても、いちいち鼻につくのです。

事実、ベンチャー起業家が著書を出すと、
必ずと言っていいほどAmazonに誹謗中傷レビューが書き込まれますからね。

そして、そのネガティブレビューが、いかに、アンフェアなものだったとしても・・・。

たとえば、あなたの著書の内容とは関係のない
あなたに対する個人攻撃や、
先の私のクライアントさんのような偽計業務妨害に相当する誹謗中傷、
さらには著書の本質を読み取れていない低脳による単なる嫉妬の書き込みであったとしても。
Amazonが、それを削除してくれることはありません。

前述の通り、それを削除する業務負担を負うことは
Amazonにとってはなんの利益にもなりませんが。
一方で、対応せずに放置することで大幅に集客にかける広告費を削減でき、
莫大な利益をもたらす稼ぎの仕組みが維持されるからです。

そういった背景がある以上、
当然、Amazonに対して訴訟を起こしても勝つことは難しいでしょう。

彼らは前例を作らないために
何億、何十億といった訴訟コストすら際限なくつぎ込むことが予想されるからです。

すなわち、たとえあなたが、正当性を主張しても
莫大な資金力を背景に、控訴をくり返されるだけで
あなたが根負けするまで引き下がることはありません。

ともあれ、本項の冒頭でもお話しした通り、
相手を変えることができない以上、
その相手の性質を理解した上で付き合うしかありません。

すなわち、本を出すというのは、Amazonで電子書籍を出すというのは、
こういった理不尽な対応にがまんすることを余儀なくされるということでもあります。

その覚悟もない人が本を出すのははっきりいって、不幸でしかありません。

ただし、安心してください。

どれだけAmazonに批判レビューを書かれようが
あなたの人生には、何の悪影響もありません。

先の例にあげたクライアントさんも、
Amazonが対応しなかったことに関して憤慨こそしていましたが、
それ以上でも、以下でもありません。

「Amazonに悪口を書かれることで人生が終わる」
「社会で生きていけなくなる」

そう考えているのは、
ネガティブレビューを書き込むことが習慣化している、
先にあげたような、人間としておかしい人たちくらいでしょう。

普通に考えて、そんなことをやるような、取るに足らない人たちの言葉に、
世の中を動かす力などあるはずもないのです。
口先だけで何かが変えられるなら、
彼らもあのような卑屈未練な人生に甘んじていないはずですしね。

これは、Amazonに限らず
インターネット上、あらゆる場でいえることです。
結局のところ、目立てば妬まれますし、それゆえの誹謗中傷を浴びることになります。

しかし、それによって何か実害があるかというと、
まったくもってそんなことはありません。

たとえば、あなたが、ある著者と会ったとして。

楽しく会話をして、別れて、
帰宅後に、その著者の本を買おうと検索したとき。

仮に、そこにネガティブレビューが書かれていたからといって、
その著者の印象が悪くなりますか。
さっきまでの楽しかった時間が、台無しになりますか。
ならないですよね。

おそらくは
「有名だと変なやつに絡まれて大変だなぁ」と、
同情する程度ではないでしょうか。

それどころか、
「あんなに素晴らしい人を悪く言うなんて、このレビュアー、ムカつくな」と、
ネガティブレビューを書いている人に対する嫌悪感すら覚えるかもしれません。

これが、世の中の、普通の人の感覚です。

というわけで、話をまとめますが。

ネガティブレビューというのは、
Amazonにとっては利益を生み出す生命線であり、
あれがあるからこそ、商売が成り立っているという側面が多分にあります。

したがって、そういう場だと理解した付き合いをするしかないと割り切りましょう。
しょせん、何を書かれてもビジネスへの影響は皆無なわけですからね。




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