著者になるメリット

あなたが著者になると、
周りの人たちの、あなたを見る目が一変します。

すごい人、有名な人、といった漠然としたイメージから、
権威者、専門家というビジネスにつながる好意的な解釈まで。

とにかく、あなたという人物に対する社会的な評価は、
打って変わって、一気に跳ね上がります。

どうもイメージできない・・・という場合もありますので、ちょっと例を示します。

あなたは、次のうち、
どの人がおすすめするラーメン屋さんに行きたいと思いますか。
あるいは、どの人の推奨するお店がおいしいいお店だと思いますか。

1.日本全国500店舗を食べ歩いたと自称する人
2.ラーメン食べ歩きブログを運営している人
3.ラーメンに関する本を出している人

情報リテラシーは人それぞれですので、
証拠のないウソでも簡単に信じてしまう人は1を選んだり、
インターネットにこそ真実があると洗脳されている人は2を選んだりするかもしれませんが・・・。

おそらく、大多数の人は、
「3.ラーメンに関する本を出している人」を選ぶと思います。

これが、著者になることによる最大のメリット、権威性の獲得なのです。
同じことを主張していてもその言葉の重みは違ってとらえられるようになりますし、
はたまた周囲と主張が食い違ったとしても、多数からの支持を得ることができるのです。

ただし、誤解しないでいただきたいのは、
本を出したその瞬間に、一夜にして世界が変わる、というわけではありません。

本を出しているということを、相手に認識されたその瞬間に、
あなたに対する評価が大幅にアップするのです。

したがって、ただ本を出すだけ、著者になるだけでは意味がなく。
しっかりと、それを対外的にアピールしていく必要があるのです。
そこではじめて、著者という肩書きが、あなたの金看板になるのです。
そして、あなたの発する言葉に重みを感じてもらえるようになるのです。

よく「本を出しても何も変わらなかった」
「著者になって権威者だとか専門家だって思われるのは幻想だよ」という人がいます。

しかしこれは、先のアピールを怠っているからにすぎません。
本を出しただけで、著者になったことだけで、
何かが変わると勝手に幻想をおもいえがくだけで、
何もしなかったがゆえの結果なのです。

ただまぁ、実を言うと、
もう1つだけ本を出しても、著者になっても、何も変わらないというパターンがあります。

それは、聖書にもある一節ですが・・・。

予言者が敬われないのは、その故郷、親族の間だけである

すなわち、昔ながらの友人知人、さらには家族、親族が、
あなたに対する評価を激変させるということは、残念ながらありません。
もちろん、口では「すごいね」と賞賛をおくるかもしれませんが。

いかんせん、その言葉どおりの関わり方をするようになるかというと、
それは全くの別問題なのです。

そもそも、人間の基本的な習性として、
相手に対する評価や見方は、ファーストコンタクトの段階が最高で、
あとは基本的に減点法で権威性が薄れていくことが多いのです。

まれに見直すことで、それが回復する場合もあるわけですが。
いずれにせよ、すでに著者ではない段階で出会ってしまった人たちにとっては、
あなたはどこにでもいるような、取るに足らない存在でしかないのです。

したがって、著者になることによって得られる権威性は、
基本的には周りの人たちを見返すというよりかは、
これから出会う人たちに厚遇されるためのものと考えましょう。

なにはともあれ、本を出すことで、著者になることで、
出会いのチャンス自体が大きく広がりますし、
あなたに対する第一印象は非常に良いものになります。

当然、その流れでビジネスに発展することも期待できますし、
何もビジネスの場に限らず、
人生のあらゆる場面でその権威性や影響力は利益をもたらしてくれることでしょう。

大切なのは、その効果を発揮できる相手が誰であるかを理解する一方で、
誰に対しては意味がないかを知ることです。

当然、前述のような人たちを見返すことばかり考えていると、
本を出した実感を得ることもできなければ、
著者としての権威性を得られたという手応えも感じられないままでしょう。

それこそ、徒労に終わったとガッカリするかもしれませんし、
承認欲求を満たされずフラストレーションがたまるかもしれません。

しかし、著者という肩書きが活かせる相手に対してならば、
さらにそのメリットを享受すべく、
はたまたその範囲を広げるべく、
執筆活動にも、ビジネスにも、より一層身が入ることでしょう。
こうした好循環を生み出し続ける良い流れに身を置くことも重要です。

いずれにせよ、本を出したという実績、著者という肩書きは、
万人に対して有効なものではないという現実は理解しておきましょう。

ほとんど全ての人に有効ではありますが、
それが通用しない、一部の例外も存在しているのです。




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