著者になったらエゴサーチは絶対にやめよう

著者という肩書きにこだわりすぎてしまう、
ビジネスのツールとしての役割と割り切れない、
そういう落とし穴にハマってしまう人は、決して少なくありません。

「あくまで、自分のビジネスのための道具」

そう割り切っているはずが、
いつの間にか、著者でいる自分自身を守ろう、と考えてしまうことがあるのです。

その原因ですが・・・
ズバリ、世間の評価を気にするところにあります。

著者という肩書きに喰われてしまう人は、
得てしてその肩書きを持った自分に関する誇大妄想を膨らませてしまうことに端を発しているのですが。
そのきっかけは、世間の評価が妥当ではない、と感じるからこそなんですよね。

要するに「俺は著者だからすごい人間なんだぞ!」と自分で思っているところに、
その権威性を認めないような人の声が聞えてくると、
その手の人たちを黙らせよう、認めさせようと躍起になってしまうのです。

その引き金になりがちなのが、エゴサーチ、です。

要するに、自分の名前や、自分の著書名で検索を行い、
評判を確認するという行為ですね。

ご存じのとおり、世の大半の、取るに足らない発信者たちは、
日頃の憂さ晴らしに、卑屈未練な自分の人生のはけ口に、
インターネット上の発信を利用しています。

当然、誰かに関してコメントをするときに、
ポジティブな話なんてほとんど出てこないのです。
というか、基本的に、会社の飲み会とかもそうですが、
大人は何が好きかということよりも、何が嫌いかで話をすることが多いんですね。

そんな人で溢れかえっている中、
あなたがご自身の名前や、著書名で検索をしても、
出てくる情報なんて分かりきっているわけですよ。

だからこそ、エゴサーチによって、先にお話ししたような問題が・・・
批判者を黙らせよう、認めさせよう、という方向に意識が動いてしまうのです。

すると、もう、著者をやる目的自体が変わってきてしまうわけですね。
本を出すのは、本業で稼ぐための道具だったはずが、
アンチを黙らせ認めさせるため、といった具合に。
そうなると、行き着く先は、出版ビジネスという
最低レベルに儲からないビジネスへの傾倒です。

したがって、著者という肩書きとうまく付き合い、
それを利用して効率的にビジネスで稼ぎ続けるためにも。
著者になるということを、一つのプロセスでしかないと割り切っていくためにも、
エゴサーチを行うのは絶対にやめましょう。

「もしかしたら、ファンが絶賛をしてくれていて、
自分が感謝のコメントを書いてくれるのを待っているかもしれない」

たしかに、私の著書に関しても、
そういったありがたい反応をしてくださる方はたくさんいらっしゃいました。

しかし、その好印象、今後への期待は、
これまたファンの気持ちに応えなければ・・・と、
あなたを生産性の低い、出版ビジネスに縛り付ける原因になるのです。

以上のことから、自分自身に、そして著書に関しても、
一切のエゴサーチは行わないことを推奨します。

ネガティブな反応はもちろんのこと、
良い反応ですら、著者活動においては毒なのです。




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