模倣やパクりへの対処方

あなたが影響力を持てば持つほどに、
模倣されたり、パクられたりといった被害は増加する傾向にあります。

しかしながら、その手の人たちの行動を規制しようだとか、
法的措置で辞めさせようとするのは、不毛なのであきらめましょう。
そもそも、その手の人たちは根本的な価値観が違うからです。

どういうことか、というと。
模倣やパクリをする人間は、大きく2パターン存在しています。

1.犯罪上等のバリバリ犯罪者タイプ
2.原材料として認識しているタイプ

順を追ってお話ししていきます。

まず「1.犯罪上等のバリバリ犯罪者タイプ」ですが。
これは、もう、その言葉どおり。
稼ぐためなら何をやってもいいと思っている、完全にヤバいタイプの人間です。

この手のタイプの人間は、我々の常識が通じませんし、
そもそも法の一線を越えている、
それもわかっていて越えているという点で、殺人犯に近い属性です。

したがって、法に訴えること自体が無意味ですし、
それこそ変に関わり合いを持つことすら、避けるべき厄介な対象です。
残念ながら、世の中には一定数、この手の人間もいます。

次いで「2.原材料として認識しているタイプ」です。

全部が全部ではないですが、
中国をはじめとしたアジア諸国は日本の製品を模倣する、パクるという
一般的なイメージがありますよね。

実は、親しくなった中国人の友人に、そのことを問いただしたことがあるのです。

その時に、彼はこういいました。

「あなたがラーメン屋さんをやるときに、
塩や醤油のメーカーにラーメンの原材料として使っていいかの許可を取るか」

なるほど!と思いました。
要するに、彼らにとって違法コピーのDVDなども、
そこに記録するコンテンツは塩や醤油や砂糖という認識なのです。

すなわち、自分が仕入れたそれらの原材料を使って、どんなビジネスをしようがかってだろう、
という理屈なのです。
だから、中国をはじめとした諸国と話がかみ合わないのでしょう。

ともあれ、あなたがこれから著者として活動する、コンテンツビジネスの世界にも、
そういう考えの人はたくさん存在します。
あなたの本を読んで学んだ受け売りの知識を、
あたかも自身の体験談であるかのように語る人は、
それこそあなたが有名になればなるほど、次々に現れてくることでしょう。

時に、オリジナルであるあなたが、
受け売りを語っていると誤解する人も出てくるかもしれません。
面白くない話かもしれませんが、現実として起りうることなのです。

ちなみに、アメリカの有名なビジネス書作家であるロバート・ブライなどは、
まさにその典型ともいえるタイプです。

日本でも彼の著書が翻訳されて出版されていますが、
いずれも有名なビジネス書からの受け売りとなっており、
既視感のある内容に驚くと思います。

あと、この手の行為に手を染める人があとを絶たないのは、
やはり著作権の侵害に関して、罪と罰のバランスが悪いからでしょう。

原稿の著作権に関する法律が定められたのは、
今のように誰もが自由に発信できる時代ではありませんでした。
それなりの地位のある人だけがメディアを介して発信することを許されていました。

そんな時代ですので、
当然、発信者である彼らもメンツを気にするわけです。
他者の著作権を侵害するようなことをした場合、
罰金自体は大したことはありませんが、一方でメンツは丸つぶれですし、
そのメディアを介して発信できるという特権階級を失うことになります。
そういった、大きな社会的な制裁を受けることになります。
だからこそ、法律がぬるくても、十分な抑止効果があったのです。

しかし、今はどうでしょうか。

他人様の記事を盗用したブログの管理者が、
以降何年かにわたって、あらゆるインターネット上での発信を制限されるというわけではありません。
それこそ、謝罪もせずに逃亡して、
その日のうちに名を変えて、サイトを変えて、同じことをくり返しているのが現実です。

ともあれ、そういった不届き者に対して訴訟を起こしても、
何のメリットもない、労力だけがムダに掛かるだけなので、
どうにも手の打ちようがないのが現実なのです。

したがって、気分としては面白くないでしょうし、
それこそ、そんな非道な連中が稼いでいることを許せないと思うかもしれませんが。
現行の社会のルールが、その手の連中に味方している以上は、割り切るしかないでしょう。

ともあれ、なんだかんだ、
その手の模倣やパクリをしている連中が、
実際に大きく稼いでいるかというとそんなこともなく。
せいぜい、オリジナルであるあなたの
10分の1にも満たないようなおこぼれにあずかっているだけです。

さらに、そんな商売は長くは続かず、
大概が、1~2年以内に廃業していますので、放っておけばいいのです。

もっとも、それでも連中の価値観が変わることはないでしょうが、
いずれ虎のしっぽを踏んで破滅することになるでしょうしね。

というわけで、たしかに面白くないし、目障りだと思うかもしれませんが、
放っておけば相応の報いを受けることになるので、その自然の摂理にゆだねましょう。

なお、その手の連中にお客さんを横取りされるのでは?という懸念を持つ人もいるようですが、
これも心配いりません。

なんだかんだ、贋作に手を伸ばすような見る目のない人たちは、
あなたのお客さんになる価値のないセンスのカケラもない人たちです。

ゆえに、そういう人たち同士で、仲良くやらせておけばいいのです。




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