小説やフィクションはKindle本に向かない

これは極めてマイノリティになると思いますが。

とりあえず本を1冊・・・となったときに、
小説やフィクションを書くのもおすすめできません。

理由は大きく3つあります。

1.読みづらいから
2.絶望的に売れないから
3.生産性が最高レベルに悪いから

順を追ってお話しします。

まず、とにかく、素人の書いた小説は読みづらいです。
文学的な表現にこだわろうとするほどに、
その読みづらさは手に負えないレベルにエスカレートしていきます。

あと、読者さんにとっても、
読み心地のいい本では決してないのです。

高校の文化祭でオリジナルのラブソングを歌っているバンドをみると、
聴いているこっちが恥ずかしくなってくるような、あんな感じを受けるのです。

そして2つ目、絶望的に売れない、ということですが。
これはまさに、その言葉どおりの意味です。

一般的にフィクションの類は、
読むことによるメリットが娯楽性しかないので、
その娯楽性の保証のある著者である証明が・・・
すなわち、著者にブランドネームがないと売れません。

昔は、例外的にケータイ小説などからヒットが出たりもしましたが、
あれも後付けでWebマーケティングを絡めただけともいわれています。

で、ラスト3つ目が、
生産性が最高レベルに悪いから、ということですが。

これは、一度でも小説やフィクションを書いたことのある人なら
体験レベルでご存じだと思います。

そうでない人のために、軽くふれておきますが・・・。

基本的に、小説にしろ、フィクションにしろ、
書き始める前に登場人物や、物語の舞台など、事細かな設定を行う必要があります。

そして、オチを決めるにあたって、
物語の中にどういった伏線を仕込んで行くかを同時進行で考えなければなりません。

当然、その作業は、パソコン上だけで完結することは難しく、
いわゆる設定集というノートを作成して、
事細かにストーリー設計をしていく必要があるのです。

ある程度慣れてくれば、
設定づくりと、オチと伏線の盛り込み方は10時間程度で形にできますが。
それだけの時間があれば、普通のビジネス書がすでに3冊書けてしまいます。

でもって、その10時間の下準備が終わってから原稿を書くわけですが。
その執筆時間も、普通のビジネス書テイストの本を書く比ではないわけです。

小説やフィクションとは、
作り話、いわばウソと同じで、
書くのに絶えず想像力が求められます。
その労力負担を負いながらの1万文字は、
これまた10時間程度の執筆時間を要することになるでしょう。

すなわち、たった1万文字の、たった1冊の・・・
それもサッパリ売れない本を書き上げるのに、
20時間もの膨大な時間を要するというわけです。

時間も、お金も、割の良いものに投資するにこしたことはありません。
いうまでもなく、小説やフィクションに投じるのは賢い選択とはいえないと思います。

ということで、決して絶対数こそ多くないでしょうが、
もし小説やフィクションに取り組んでみたいと思っているならば。
冷静になって、その考えをあらためた方がいいですし、
どうしてもその夢をあきらめられないのであれば、
まずはビジネス系で数冊出してからの方がよいでしょう。

いきなり、小説やフィクションに取り組んでしまうと、
いつまでたっても著者デビューできずに、
やがてなぁなぁになって、気持ちが萎えてしまうかもしれませんからね。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です