原稿を書いていて飽きてきたらボツにしましょう

著者として活動する上で、
明確な主張、発言の一貫性の放棄に加えて、もう1つ大切なことがあります。

それは、読みやすさへのこだわりを持つことです。

一般に、産みの苦しみのあるコンテンツほど、愛着を持つ人も多いのですが・・・。
得てして、その手のコンテンツは、
読み手もまた読みの苦しみを味わうというか、読んでいて退屈に感じることが多いのです。

事実、一気にノリノリで書いた文章ほど、
流れもスムーズで読みやすく、読者さんも一気に読むことができます。
やはり、著者が気分的に乗っているかどうかというのは、
文章にも現れますし、読者さんにも伝わるものなのです。

したがって、もし、執筆の最中に気分が乗らなくなってきたら・・・書くことに飽きてきたら。
たとえ、8割完成していたとしても、
思い切って原稿をボツにするくらいの思い切りの良さを持った方がよいでしょう。

もちろん、まずは本としての形にすることが大切です。
ゆえに、5000文字以上書いた原稿を放棄するのは、
心理的な抵抗感が大きいかもしれません。

しかし、そのラスト2割のボリュームを絞り出すよりも、
サクサクと筆が走るテーマで書き直した方が、
なんだかんだ仕上がりも早く、クオリティも高くなることの方が多いのです。

むしろ、それまでの執筆に書けた時間をサンクコスト的にとらえて、それにしばられる方が、
よほど本1冊を出す上での遠回りとなる可能性が高いのです。

さらにいうと、クリエイターの人たちがよくいう産みの苦しみも、
コンテンツの価値を高めるための演出であることがほとんどです。
実態としては、気の向くままに、ノリノリで一気に仕上げていることが多く。
ただ、それをそのまま話したのでは、ありがたみもないでしょうし、ドラマ性もないですよね。
だからこそ、あたかもその制作プロセスに
紆余曲折があったかのように語っているだけの話なのです。

この辺をはき違えて、
産みの苦しみは誰にでもあるものと考えていると、
生産性の低い業務に終始することになります。

ゆえに、飽きてきたら、筆が走らなくなってきたら、
もうそのコンテンツは使い物にならないと判断し、
いさぎよく破棄して、別のコンテンツの作成に切り替えることを推奨します。




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