フォトブックや雑誌的な本はKindle出版すべきではありません

単なる文字だけの本ではつまらない。
見栄えがしない。

そう考えて、写真や図をふんだんに盛り込んだ、
こだわりの本を作成しようとしたり、
それこそタレントやアイドルのようにフォトブックを作成したり、
はたまた見た目的にも楽しめる雑誌的な本を作成したり。
そんな、アイデアは尽きないと思います。

しかし、ここでハッキリと強調しておきます。
その手の本を書くことはおすすめできません。
というよりも、絶対にやめるべきです。

なぜかというと、
電子書籍の中に写真やずやイラストを挿入する場合、
それらのデータは電子書籍とは別に、
あなたの管理するサーバーにアップロードする必要があるからです。
そして、その電子書籍を出し続ける限り、
アップロードしたデータは保全し続ける必要があります。

ちょっとややこしい話ですね。
かみ砕きます。

要するに、電子書籍に写真や図やイラストといった、
文字データ以外の情報を盛り込むには、別にお金が掛かるということです。
それも、一時的にではなく、ずっとです。

ちなみに、Amazonは定期的に電子書籍のデータ確認を行っているようで、
写真や図やイラストのリンク切れが発生した場合、
即座に販売が停止されてしまいます。

なお、販売停止になった際の表記は
「内容に問題がみられたため販売を停止中です」といった文言となります。

さて、あなたはそんな文言をみたら、どんな印象をいだくでしょうか。
あまりイメージが良くありませんよね。

おそらくは、英語表記を直訳したがゆえの、
先のような悪意を感じる表現になっているのかもしれませんが。

ともあれ、その辺の文言云々について、
Amazonジャパンに改善を要求しても受け入れられることもないでしょうから、
その表記がでないように注意するのみでしょう。

もちろん、こんな考えもあると思います。

「多少、ランニングコストが掛かったとしても、
本格的な本に見えるのだから、写真や図やイラストを入れたい」

なるほど、素晴らしいプロ意識だと思います。

ですが、その手の見てくれだけの話ならば、
しょせんは自己満足に過ぎないので要らぬ手間だと思います。

説明のためにどうしても必要!という場合もあるでしょう。
しかし、大半の写真や図やイラストは、文章で置き換えられるものですし、
その方が文章のボリュームを稼ぐことにもつながります。

1万文字というボーダーを目指す上でも、
やはり写真や図やイラストを使わずに、
全てをテキストだけで説明することを徹底した方が合理的なのです。

それに、写真や図やイラストを用いるような詳細な説明は、
電子書籍ではなく、教材や塾や、コンサルティングサービスでのみ行うなどといった
棲み分けをする方がいいでしょう。

いずれにせよ、大して儲かるわけでもない電子書籍を流通させ続ける上で、
年間で1万円弱とはいえ、
維持コストを発生させるのはあまり賢い取り組みではないと思います。

なお、私は、自社の管理サーバーがあるので、
一部の本では写真や図やイラストを盛り込んでおりますが。
その本が特別よく売れているとか、
ブランディングに大きく貢献してくれているといったことはありません。
読者さんからも、特別評価が高いというわけでもないので、
文字通り、完全な自己満足になっています。

というわけで、手間とコストが掛かるわりに、目立ったリターンは得られないという点で、
これもまた避けるべき悪手と言えるのではないでしょうか。




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