努力は必ず報われますか?

タイトルのような問いに対して、
私は常に

「努力は必ず報われるに決まってる」

と、こたえます。

報われない、と嘆いている人は、
だいたいが、努力不足か。

あるいは、効率の悪い作業による負担を
努力と勘違いしているだけです。

一例をあげるとすると。

私は、馬主をやっているわけですが
技術は素晴らしいのに
乗り馬に恵まれない騎手とかがいるわけです。

そういった騎手は、
トレーニングや、研究によって
日夜、自己研鑽をしているわけですが・・・。

それは、確かに努力なのでしょうが
騎手としての努力が
それだけでいい、というわけではないのです。

良い馬に乗りたいのであれば、
やはり、営業をすることも大切です。

そこまでいかずとも、
自分の活躍をアピールする発信をするべきでしょう。

それをやらずに、
ひたすらに、内向きの努力しかしないというのは
ともすれば自己満足でしかないわけです。

そういう職人のノリは時代おくれなのです。

というよりも、
これは、私が起業家であり
人様を雇う立場だからこそ思うことなのですが。

自分のやりやすい努力だけをしていて、
一方、本来するべき努力をしない人というのは、
やっぱり、どこかしらに手抜きの姿勢があるものです。

だから、怖くて仕事を任せられないのです。

2年だか、3年前に、
ある騎手が、営業至上主義の競馬界にウンザリして
一方的に引退するという騒動がありましたが。

そもそも、乗り馬を確保する努力もまた、
騎手に求められる努力なわけですから、
それを放棄するなら、廃業するしかないわけです。

ゆえに、彼の考えにはまったく共感できないのです。
時代に最適化するために求められる努力を放棄して
自己肯定に固執していたわけですからね。

もちろん、騎手としては好きでしたし、
技術的にも素晴らしいと思いましたけどね。

ただ、時代の流れに対応できない、
合理性に欠ける姿勢である以上は、
遅かれ、早かれ、落ちぶれていく運命だったと思います。

そういった意味で、
自ら一方的に引退したその姿勢は、
安っぽいプライドを守るための
精一杯の見栄だったのかもしれませんね。

いずれにせよ、この騎手のように、
勝手に努力すべき範疇を決めつけた上で、
それ以外のことは一切しない、という人もいます。

しかし、結果を出すための合理的な努力は、
時代の流れと共に変わっていくわけです。

当然のことながら、このご時世、
扇風機の訪問販売なんて意味がないわけです。

でも、セールスマンは営業テクニックさえ勉強すれば良い、
訪問件数を増やしさえすればいい、
そう考えて、それしかやらない人はどうなるでしょうか。

当然、破滅しますよね。

その営業テクニック、訪問件数をこなすバイタリティを生かすために
優れた商品やサービスを仕入れる努力をするべきなのです。

ともあれ、そういった、
時代に求められる努力をしていないと、
単なる自己満足に終わるので注意したいところですね。

今日、NHKマイルカップで
悲願のG1初制覇を果たした藤岡佑介騎手。

個人的には、あまり上手い騎手だとは思っていません。

しかし、しっかりと関係者へのアピールをして、
レースの研究なども積み重ねてきていました。

その結果、騎乗停止中の武豊騎手の代打で
今回のチャンスが回ってきて、
それをモノにすることができたというわけです。

もし仮に、藤岡騎手が、
関係者へのアピールをサボっていて
「俺の技術がわかる調教師、馬主だけ依頼してこい」
という態度だったり。

はたまた、
「自分の乗っていないレースの分析なんてしても意味がない」
「過去のレースをみたところでなんの勉強にもならない」
などといっていたら、
たぶん、今回のような代打依頼は来なかったはずです。

というわけで、
地道な努力、正しい努力は、
自分の地力を強化してくれることはもちろんですが。

それに加えて、
チャンスを引きよせる力もある、ということです。

なので、正直、今日のNHKマイルに関しては
拍子抜けするような結果でしたが。

正しい努力をし続けることの大切さを
あらためて学ぶことが出来たので、満足度は高めでした。




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