やばい会社

私は広告業界の
中堅どころで新規開拓営業をやっていました。

なので、やばい会社とかとも
付き合いがあったことがあります。

それは、反社会的勢力の
フロント企業みたいなところもありましたし。

業態がリアルにヤバい会社とかもありました。

これ、大手だと
まず、関わることはない・・・
というか、
コンプライアンス的に関わっちゃダメだと
会社側から指導が入りますし。

逆に、小規模のところだと
お客さんを選んでいる余裕がなく
ヤバいところばかりなので
相対的に見て
それがやばい会社だと気づけないことが多く。

まともな会社、やばい会社、
大きな会社、小さな会社、
それらとまんべんなく接することができる
中堅だからこそ得られた経験だと思っています。

で、私がこれまで接した中で
メガトン級にやばい会社というのが
バリバリのカルト系企業でした。

ご存じかどうかはわかりませんが、
私は、老人ホームの広告の超プロでした。

専門的にやっていたのは
わずか半年くらいの間でしたが
たぶん、その間で日本一、老人ホームを売ったと思います。

それくらい、圧倒的な存在でした。

でもって、たぶん、
今でも、老人ホームを売らせたら
日本一じゃないかと思っています。

まぁ、それはさておき。

人間、1つのことがうまくいくと
やっぱり、欲が出てくるもので。

老人ホームが売れるなら、
お墓も売れるんじゃないか、って思うわけですね。

基本的に、ターゲットって同じなので。
そして、アプローチ方法も
実は、そんなに変わりません。

なので、お墓関連のビジネスを
あれこれ調べて
共通でドカンと売れる広告メニューを企画していたんです。

で、これだ!と思うものができたんで
ターゲットにどばばばーーーっと
FAXを流したんです。

そうしたら、いきなり引き合いがあって。

企画から3時間後ですよ。
クライアント先に直行しました。

ですが、そこがもう、
ちょっとヤバい系の会社だったんですね。

具体的に書くのは
今なお、活動している団体なんで
怖いからやめておきますが。

遺骨の処理が少々独特なカルトなんです。

ともあれ、カルトって
ニッチビジネスの最たるものですからね。

顧客単価がすごいらしく
やたらと予算だけは持っていた。

あと、それ系の責任者と
接したことのある人ならおわかりでしょうが。

極めてまともな常識人であることが多いんですよ。
実際、担当者の方もそんな感じでした。

だから、普通にビジネス的な話ができちゃう。

なので、トントン拍子で話はまとまって
実に企画から6時間くらいですよ。

まずは、年間アカウントとして
いきなり3600万円をいただきました。

こりゃもーかったわい、という感じで
さっそく、会社に戻って
方々に発注を掛けていたんですが。

いつにも増して、羽振りが良かったので
さすがに、常務も違和感があったらしく。

ソッコーで役員室に連れ込まれて尋問ですよw

で、結論から言うと
上場準備をしている最中だから
そのカルトの仕事はコンプライアンス的にマズい。
受けないで欲しい、とお願いされました。

結局、その翌日に
常務と、上司を連れ添ってお詫びに行き
案件がお流れになってしまった、というお話しです。

まぁ怒られることはなかったですし、
むしろ、一瞬で年間アカウントを取ってきたことを
絶賛されたりもしたわけですが。

やっぱり、ビジネスをしていて
シャレにならないことってあるんだなーということを
生まれて初めてしりました。

稼げればいい、じゃないんだな、と。

ともあれ、この経験のおかげで?
情報発信のビジネスを始めてからも
ヤバい系の案件は取り扱わないという
マイルールを徹底できています。

あとまぁ、自分がプレイヤーとして
巻き込まれることもないですね。

ネット起業家が大量に滅んだFXブームの時も。

海外の悪徳ブローカーに
何十億ものお金が流れた海外不動産の時も。

そして、暗号通貨も。

当時は、せっかくの大型受注をひっくり返されて
上司にムカついたりもしましたけどね。

今思えば、
結果的に、それで良かったのかな、と思う次第です。

なお、余談かもしれませんが
案件を断ったときの某カルト。

たぶん、慣れているんでしょうね。
いたって、紳士的な対応でした。

ちょっとイメージが良くなりました。
まぁカルトはカルトだと思いますが。

いずれにせよ、
こういうことって、
経験しないとわからない場合がありますからね。

注意したいものです。




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