読者さんの心躍るタイトルライティングとは

メールのタイトルは、
あなたの発信する情報が、読者さんにとって有益であることを伝える上で、
すなわち開封して本文を読んでもらう上で、
最も重要な部分です。
それこそ、本文の内容がそれほどでなかったとしても、
タイトルさえ秀逸ならば、最後までしっかりとメールを読んでもらうことさえも可能です。

おそらくあなたも、経験から、
はたまた感覚的に、この考えをお持ちだと思います。
しかし、具体的にどういったタイトルライティングを行うべきかを
明文化して理解している方はあまり多くありません。

「具体的に書くべきだ」
「興味を引くように書くべきだ」
などなど、様々な持論をお持ちだと思いますが、
どれも決定打に欠く物なのではないでしょうか。

そこで、メールのタイトルライティングについて、
少々掘り下げたお話をしていこうと思います。

まず、そもそもの話として、
ブログもメルマガも、
タイトルによって読者さんが読むべきかどうかを判断することは共通しているのですが。
その表現のあり方は大きく異なります。

たとえば、数年前、政務活動費の問題で、
常軌を逸した会見をして世間を賑わせた某県議員の事件で考えてみましょう。

もし、あの事件に関してブログ記事を書く場合、
以下のようなタイトルである必要があります。

【○○議員、号泣で支離滅裂!】

なぜかというと、
基本的にブログ記事は、検索エンジンからのアクセス者が読者さんになるからです。
好奇心をくすぐる奇抜なタイトルよりも、
検索されるであろうキーワードをタイトルに盛り込む方が、
アクセスを集めやすく、記事を読んでもらいやすくなるのです。

しかし、このタイトルでメルマガを配信したらどうでしょうか。

確かに、どんな内容について書かれているのか、
想像こそできるかもしれませんが、
それ以上でも以下でもないですよね。

でもって、メルマガの読者さんというのは
プッシュ型で情報を受け取っているわけですから、
そこまで某県会議員の事件について興味関心があるとも限らないわけです。

もちろん、あれだけ騒がれていれば、
ことの顛末くらいは知っているとは思いますが。
それでも、せいぜい
「あぁ、その話なら知っています」といった感じの反応なのは目に見えているわけです。

しかし、以下のようなタイトルにしたらどうでしょうか。

【県民の皆さまのご指摘と受け止めデーーヒィッフウ!!】

某県会議員が号泣会見で語った一言ですが。
これだと、ちょっと読んでみようかな、という気になりますよね。

一方で、これをブログの記事のタイトルにしても、意味がありません。
なぜなら某県会議員について検索する方は、
おそらくこのタイトルに含まれるもっともインパクトのある
「デーーヒィッフウ」という単語ですら、検索することはないからです。

ちょっと、例が長くなりましたが、
このように、お客さんの情報に対する接し方、価値の感じ方、共通言語によっても、
タイトルを変更する必要があるのです。

もっとも、究極レベルの話になると、
たとえば、お客さんがお金を払って購読している有料メルマガともなると、
この手のタイトルライティングの工夫は一切不要になります。

それこそ、【関口通信 第○○号】とか【関口メール ○月○日豪】といった、
創意工夫の欠片もないようなやっつけタイトルでさえも、
開封率は100%、精読率も100%となる場合もあるわけです。

ただ、何を勘違いしたのか。
読んでもらうことが目的のメールであっても、
そのような気の抜けたタイトルを付けている発信者が後を絶ちません。
とりわけ、企業の配信しているメルマガは、
ほとんど全て、その手の雑なタイトルライティングになっています。

もちろん、メルマガを書いている担当社員の責任能力がないがために、冒険できない・・・
それ以前に、創意工夫することすら許されない状況なのかもしれませんが。

いずれにせよ、スパムとしか判定されないようなタイトルのメールなんて、
送るだけ無駄ですから、それを書く時間も無駄なわけで。
果たして、そんな生産性の低い仕事をやらされる社員さんの気持ちやいかに、と思うわけです。

以上、まとめますと、まずブログなど、
プル型メディアのタイトルライティングは、
原則として検索ワードを意識した形式にする必要があります。

一方で、メールにおいては、
お客さんのあなたのメールに対する価値の感じ方によって、表現を調整する必要があります。

あたり前の話ですが、
読者さんにあまり価値を感じてもらえていない状況であれば、
まずは興味を引くようなタイトルにする必要があります。

一方で、有料メルマガのように
読んでもらえることが前提のメールであるならば、
タイトルギミックなどは一切不要です。
むしろ、その手の煽りに近い表現は、
鬱陶しいと思うだけで、かえって逆効果になることも考えられます。

いずれにせよ、タイトルライティングというのは、
コピーライティングの知識や技量が最も求められる部分であり、
ビジネスの業績を大きく左右するものでもあります。

しかしながら、先の基本的なところを見落として、
企業メルマガのようなやっつけタイトルに終始している方もいれば、
絶対に読まれる有料メルマガであるにもかかわらず、
過激な煽りメールを書いている方も少なくありません。
特に、文章の上手い方ほど、後者の例におぼれていくケースが多いので注意が必要です。

上手すぎるタイトルというのは、
得てしてお客さんの期待を過度に高めてしまう物です。
あなたが素晴らしい情報発信をしていたとしても、
毎回のタイトルの過激さやインパクトとは裏腹に、
発信内容の質には感動が薄れてきてしまい、
結果として期待感と現実のギャップを感じるようになってしまうのです。

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