本文は話し言葉で書き、読みやすさを意識しましょう

タイトルとヘッドラインをしっかりと書き終えれば、
あとはもう、本文であなたの思いの丈を綴るだけです。

しかしながら、どうもメルマガとなると、
普段のメールでは面白い文章を書く人でも、ついついあらたまってしまうのか、
回りくどくて堅苦しい文章を書いてしまいがちです。

もちろん、メルマガもビジネス文書ですから、
そういった緊張感を持って書くこと自体は間違っておりません。

しかしながら、変にあらたまった文章は、
形式的なイメージ、よそよそしさを感じさせてしまい、
読者さんの心には響きません。
どこか作られた感があるといった印象を与えてしまうのです。

そもそもの話をすれば、
いわゆる専門家の先生方が書いたような
知性あふれる難しい文章でメルマガを配信したところで、
それがビジネスに好影響を及ぼすかというと・・・
実際はそんなことないですよね。

むしろ、無駄に読み応えのあるメルマガは、
かえって苦痛すら感じるものなのです。

すなわち、メルマガの読者さんは、
ハーバードビジネスレビューの最新マーケティング事例や、
有名企業のマネジメントレポートの記事よりも、
SPA!のお小遣い稼ぎ特集や、サラリーマンの出会い特集の方が好きなのです。
くだらなくて、単純で、サラリと読める記事をメルマガの購読者さんは求めているのです。

だからこそ、私の文章をご覧いただければおわかりいただけるでしょうが、
とにかく肩の力を抜いて、
それこそいわゆる識者の方々から見たら、幼稚な文章と笑われようが、
文法的にほめられたような文章でなくても良いので、
とにかくわかりやすい言葉で、わかりやすく書くことを意識しましょう。

例として、私のメルマガをそのまま掲載します。

件名:
おい、こら、俺は常連客だぞ!
 
本文:
こんばんは、関口智弘です。

2ヶ月ほど前の話なのですが、
久々に、昔行きつけだったラーメン屋さんに行きました。

一時は、毎週のように・・・
多い時では週2回、3回と通っていたお店なので
店員さんに顔と名前を覚えられていました。

で、久々にお店にいったら
店員さん、変わっていないんですよね。

ただ、さすがに私のことは覚えていないようで
普通に注文を聞かれましたし、
普通によそよそしい感じでした・・・。

まぁこれって、どこの飲食店でも
普通にある光景だと思うのです。

でもって、忘れられていたことに関して
「それが昔の常連に対する態度か!」
と、怒るつもりもありません。

悲しいとも思わないですし、残念だとも思いません。

ですが、この感覚は
商売人として忘れてはいけないな、と。

売り手にしてみれば、
お客さんって多数の存在なわけですよ。

でも、お客さんにしてみれば
売り手はオンリーワンの存在、というか。

まぁ同業の選択肢というのはあるわけですが
それでも、なんというか、特別な存在なのです。

ほら、学校の先生とかも同じですよね。

学校の先生にしてみれば
担任する生徒は30人も、40人もいるわけですが。
生徒にとっては、
先生はたった1人なわけですよ。

だから、同じ場面であったとしても
相手の重要度、存在価値って
大きく違うんだよな、と。

だからこそ、商売人であるからには
相手が自分をオンリーワンとしてみている、
ということをしっかりと自覚しなきゃいかんな、と。

でもって、それをお互い確認できた時
お客さんの満足度、ロイヤリティって
高くなるものなんだよな、と思ったわけです。

そんなわけで、
ちゃんとお客さんの顔が見えているか、
こういう基本的なところから
考えなおさなきゃな、と思った次第です。

(以下セールスですので、略)

いわゆるCRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)に関するテーマを、
行きつけの飲食店での体験を踏まえて語っているわけですが。

そこで使われている単語や、言葉づかいに、
専門的な物は一切含まれておらず、
ざっくばらんな話し言葉で展開されていることがおわかりいただけると思います。

ただ、だからといってふざけた文章を書いているわけでもなければ、
笑わそうとして何らかのネタを盛り込んでいるわけでもありません。
ビジネスに関するテーマでありながらも、
堅苦しさがなく読みやすい。
まじめな内容でありながらも、
読み物としてのおもしろさがあることが、ご理解いただけるでしょう。

いささか、子供っぽい文章と思われるかもしれませんが、
メールとは元来コミュニケーションであり、
発信者と読者の間に緊張感がある状態は、望ましくありません。
たとえ双方向性のやりとりとならずとも、
そこにリラックスした空気が流れていることこそが、理想と言えるのです。

なお、余談かもしれませんが、
昨今では「こんばんは、関口智弘です。」というヘッドラインの書き方も
あまり良いものではありません。

お笑いの出囃子のように、
あった方が、読む準備が出来る、という考え方もいまだ支配的ですが。
送信者がわかりきっている状況であれば、
この文章を省略し、
タイトルの勢いをそのままヘッドラインにつなぎ、本文に入っていった方が
精読率が上がるというデータが出ています。
(同じ内容のメールを半分に分けたリストに配信し、その後のクリック率の差によって測定済み。)

この背景にあるのは、メルマガの閲覧環境の主流がパソコンから、
スマートフォンに完全に移行したということにあると思われます。
スマートフォンでのやりとりは、
携帯電話の頃からそうですが、
前置きを省略するコミュニケーションが一般的です。

メルマガも、その流れにあわせて、
形式を変化をさせるべき時期がきたということなのでしょう。

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