ブラック企業も上の方はとろけるようなホワイトで甘い世界

実は私は、ブラック企業の底辺として働いたこともありますが、
ブラック企業の管理職として働いたこともあります。

そして、おそらく、あなたの会社もそうだと思いますが。
実は、ブラック企業は上になると天国なのです。
パラダイスです。ハーレムです。ユートピアです。

それこそ、大手企業で必死になって働いて、
ようやく平取りにまで上り詰めたエリートサラリーマンの方々よりも、
ブラック企業の中間管理職の方が、
はるかに楽をしておいしく稼いで、
楽しい人生を満喫していたりするものなのです。

加えて、ニュースバリューのある大手企業とは対照的に、
中小企業の場合は、どれだけ劣悪な労働環境であっても、
まずマスコミに叩かれるということはありませんからね。

だからこそ、業務改善なんてまったくやる気はないですし、
それこそ徹底して社員を馬車馬のごとくこき使うといった、
やりたい放題の状態なのです。

「あいつらに人の心はあるのか!」
そういった批判も聞えてきそうですが。

ええ、おそらくないと思います。
というか、やはり常識外れなほどに恵まれた境遇を手にしてしまうと、
人間、周囲への配慮とかが行き届かなくなるものです。
これは仕方のないことです。
実際、 当時の私もちょっと、どこかおかしかったような気がします。

ともあれ、会社の業務改善をする実行力のある方々が、
この上なく快適な環境に浸っているわけですからね。
なぜ、問題意識を感じて、
労働環境をあれこれいじろうなんて考えるでしょうか、ということなのです。

もちろん、あまりに労働環境が劣悪であるがゆえに、
次々に従業員が辞めてしまったら、
業務が立ちゆかなくなってしまうのではないか、という考えもあるでしょう。
確かに、その可能性は否定できません。

しかし、昨今は、買い手市場ですからね。
次々に、代わりの人員が集まってくるので、
痛くもかゆくもないのが実際のところなのです。
むしろ、下手に長居されて、人件費がかさむようになったり、
はたまた、仕事への影響力が大きくなることで
その社員への依存度が大きくなってきてパワーバ ランスが崩れたりするよりも、
適当なタイミングで辞めていただいて、
どんどん入れ替わってくれた方が、都合がいいのです。

いずれにせよ、自分が快適な中で、
何かをわざわざ変えようとする方はいません。
何しろ、変化の動機となるような問題意識を感じない状況なわけですからね。

それが、会社の経営をになう方々なわけですから、
外圧があろうが、問題解決に至るはずがないのです。




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