まずは与えよ・・・の間違い

ビジネス哲学でも、成功哲学でも

「得たいなら、まずは与えよ」
という教えがあります。

これは、確かに真理なのですが、
いつ、いかなるときも・・・というわけではありません。

どういうことか、というと。

フラットな状態の相手であれば、
その理屈は通用するのです。

ある種の返報性の法則も発動するので。

しかし、借金を抱えているような人や、
すでに、一度取引が途絶えているような相手の場合。

こういう人たちには、通用しません。

まず、借金持ちの場合ですが。

この手の人たちは、
得たもの以上を使うクセがついています。

その手の人たちに与えたところで、
あなたにお返しをするような
発展的な運用ができるわけがないのです。

ゆえに、根底にある価値観、
そしてライフスタイルが違うと考えるべきなのです。

ついで、取引が途絶えている相手。

こういう相手の大半は、
いくらあなたが、施しをしたとしても
「もらって当然」
という考えが、潜在的にあるのです。

したがって、返報性のタネにはなりえません。

むしろ、そういう相手に
与えれば与えるほどに
価値の感受性は薄れていくものです。

それこそ、妥当な取引をして終えたはずが
その取引に関して
さかのぼっての不満をいだくようにすらなります。

というわけで、冒頭の成功法則も
対象を選ばなければ
かえってマイナスに作用すると考えておくと良いでしょう。

スピリチュアル的な考えでは、
そういった行動も神様が見ていて・・・
となるのかもしれませんが。

合理的に考えたら無益なことです。

そして、神様が見ていて・・・というのは、
結局は、予期せぬ幸運に期待するのと同じことで、
それをビジネス計画に組み込むのは、
悪手中の悪手といっていいほどの愚行だと考えた方がよいでしょう。




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