なぜ、あなたは、ニセ成功者に気をつけなければならないのか

いわゆる本物ではない成功者も、
自己満足のために成功者のふりをしているなら、
あるいは本当の成功者になるために、
成功者のように振る舞っているなら無害です。

とりわけ、後者のパターンに関しては、
「そのように振る舞えば、やがてそのようになれる」という
成功哲学の代表的な手法でもありますからね。

ただ、あいにく、
インターネット上で活動するニセ成功者たちの多くは、
明確な悪意をもってその演出を行っています。

「あなたも、こんな風になりたくありませんか」といった具合に、
暗に勧誘活動を行い、インチキ商売に絡め取ることを目的としているのです。

厄介なのは、彼らが組織で動いていて、
あたかも、成功者コミュニティがそこにあるかのような演出を行っているということでしょう。
実際は、犯罪者やニート、フリーターの群れでしかないのに、です。

もちろん、こんな意見もあるでしょう。

「自己演出にお金を使えるくらいだから、それなりの稼ぎはあるのでは?」

うーん、確かに、そういわれれば、
インチキ商売で得たお金とはいえ、それなりにあるのかもしれません。
ですが、その手の方々から学べることって、
まっとうな稼ぎ方、成功法則だと思いますか。

なにしろ、
「成功したければ他者の目を気にするな」という言葉を、
「成功したければ他者の迷惑をかえりみるな」と誤解しているような方々ですよ。

とてもじゃないですが、
付き合うことによる、関わることによるデメリットの方が大きいと思います。

それに、自己演出にそれなりのお金を・・・といっても、
彼らのありきたりな自己演出のために掛かるコストも、
30人、50人という群れで割り勘すれば、
何のことはない1人1万円から2万円程度で実戦可能です。
これならフリーターのアルバイト代、大学生のお小遣いでも十分まかなえる金額です。

実際、その手の方々の写真を見ていただくとわかるのですが。
明らかに、同じパーティーの様子を、
主催者をいれかえるといった演出で、
あたかもしょっちゅうパーティーや会合を開いているかのように見せかけています。

この手の演出も、並べて見れば簡単に気づくことができるのですが・・・。
いかんせん、単体で見せられると、
あたかもその人が、たくさんの取り巻きを引き連れているカリスマのように、
インフルエンサーのように見えてしまうのです。
そして、その演出にだまされた方々が、
本物の信者となり、フォロワーとなり、カモにされていく、というわけです。

「さすがに、そんな連中にはだまされないよ」

賢いあなたのことです、
おそらく、そうおっしゃるでしょうし、事実そうだと思います。

しかし、それでも、気をつけなければならないことがあります。

それは、あなたが大丈夫でも、
あなたとつながりのある方が、彼らに感化されないか、影響されないか、というリスクです。

彼らの手口は巧妙です。
したがって、あなたとつながりのある方が、どっぷりと洗脳されてしまう可能性もあります。
そして、ひとたび、その洗脳がきまってしまうと、目を覚まさせるのも容易なことではありません。

もっとも、洗脳というと非日常的な印象があるかもしれません。
しかし、実は洗脳は、私たちの生活の身近なところにあるものです。

たとえば、「会社にずっと勤め続ければ一生安泰」といった
終身雇用を信奉する考えは立派な洗脳ですし。
その一方で、
「自分らしく本当に安定的に稼ぎ続けるには独立するしかない」という考えもまた、
ある種の洗脳にハマっている状態です。

要するに、何らかの価値観に色濃く染まっている状態は、
原理主義的な思想をいだいている状態は、
いずれも一種の洗脳状態であり、
社会に生きる以上は、何かしらの洗脳がきまっているのです。
違いがあるとするならば、
その洗脳の中には、質の良いものと、質の悪いものがある、ということでしょう。

話は戻ります。

以上のことから、あなたの周りの方が、何らかの形で彼らに感化されて、
質の悪い洗脳に染まってしまう可能性は否定できません。

そして、それなりの年齢の大人になると、
自我というものがありますから、
周りからどうこう言われてその価値観をあらためるということはありません。
自ら気づいて変わるしかないのです。

その間、あなたは、
その手の方々を介して彼らの影響を受けてしまう可能性もあるでしょう。
また、なまじつながりがあるだけに、
疑問をいだこうとすること自体にストレスを感じるかもしれません。
違和感を覚えても、それを指摘することでお互いにストレスを感じるため、
何も言わずに飲み込むことって多いですからね。
それこそ、思い切って縁を切った方が良い場合さえあるにもかかわらず、
中途半端な関わり合いを持ってしまう可能性だってあるでしょう。

そしてもう1つ、気をつけるべきことがあります。

直接的なつながりでなくとも、
あなたの周りの方々が、彼らとつながりがあることで、
あなたの社会的な信用が損なわれる場合があります。

昨今の信用調査では、
ソーシャルメディアを見られること、
そのつながりが見られることが多いのは、よく知られていることです。
どれだけのウェートが置かれているかはわかりませんが、
私は採用活動や、業務委託に際して、
インターネット上での交友関係、発言、知人とのやりとりのスタンスなど、
かなり細かくチェックしています。
おそらく、世間も、同等以上のウェートを置いていてもおかしくないと思います。

あと、もしあなたが、
Facebookをビジネスで使っているならば。
あるいは、使う予定があるならば。
彼らと直接的なつながりがなくとも、
友だちの友だちにいるだけでも、広告出稿のスコアが悪化する可能性があります。

要は、あなたのことを、
有害な情報を拡散するリスクがある人物であると
Facebook側に判定され、
広告出稿ができなかったり、できたとしても露出数が大幅に少なくなったりするのです。
しかも、その露出できる対象は、
彼らがカモにしようとしている方々ばかりになるというありさまです。

これは、ビジネスをする上で、
集客にかなりの制限が掛けられることになるので、非常に厄介な問題といえるでしょう。

こういった点からも、
たとえ1人間に挟んでいたとしても、
その手の輩が近くにいないかをしっかりとチェックをする必要があります。

そして、それに気づいた場合は、
無関係であることを示すためにも、
即座に疑わしきニセ成功者をブロックするようにしましょう。




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