あの有名企業もやっている禁断のブラック企業延命術とは

ブラック企業はビジネスモデル的な限界に達しているがゆえに、
まともな待遇で従業員を雇用したら倒産してしまう、というお話をしましたが。

実は、それでも生き残る苦肉の策が存在します。

それは、対外的な犯罪行為を働く、ということです。
早い話が、サギをする、ということですね。

よくあるのは、仕入れ先の産地偽装ですかね。
品質不正公示とか。
中国などで安く仕入れた食材を
高値で売れる国産品と偽って販売する、というやつです。

他にも、表沙汰になっていないだけで、
何年、何十年とくり返されているサギ的な商売はいくらでもあります。
広告業界にもありました。
媒体情報をいつわって、広告媒体としての価値が高いかのように見せかけ、
法外な広告費を支払わせるような。
ちょっと詳しすぎる業界ゆえに、あえてこれ以上は書きませんが。

他にも、定期的に世間を賑わせる
自動車部品の強度偽装などに関しても、
大口の広告主ゆえに、報道側の自主規制が行われていますが、
ビジネス的には「サギ」と呼ぶべき行為ですよね。

このように、ビジネスモデル的な限界に達していて、
それでもなんとか生き残ろうと、
いわゆるブラック企業待遇で人件費を切り詰める会社がある一方で。
仕入れ先や、商品スペックををごまかすことで
利益を確保して延命しているサギ企業も世の中にはたくさん存在しているのです。

いずれにせよ、この背景にあるのは、
いたずらに事業拡大をしたツケと、
容易に従業員を解雇できない経営者に不利な日本の法律なのですが。
前者を正しく予見できるはずもないですし、
後者を一朝一夕でどうにかできるはずもなく。
そういった事情ゆえか、
あまりに悪辣なサギ行為をのぞいては、黙認されているのが実態といえるでしょう。

ともあれ、本来出ないはずの利益を出す方法として、
この手のごまかしは多くの大手企業で日常的に行われているのが実際のところです。

一方、ベンチャー企業の場合は、その手の不正行為はほとんど行われていません。

なぜなら、規模が小さいがゆえに、利益を維持しやすい経営体制になっていること。
要するに儲かりやすい高利益率体制ゆえに、
不正をする必要などそもそもない、ということです。

また、ワンマン経営が多いゆえに、
負債となり得るような生産性の低い従業員をスパッと解雇できる自由度があります。

そして、入社・退職が多く、人の出入りが激しいため、
告発リスク、漏洩リスクが高いため
不正を働きづらいということもあります。

さらにいうと、
ベンチャー企業の経営責任は、ダイレクトに経営者に跳ね返ってきます。
管理職同士、役員同士で、
責任の押し付け合いをして言い逃れをしようとする大手企業などとは
「責任」との向き合い方が違います。

ゆえに、世間的には
怪しいというイメージをもたれがちなベンチャー企業ですが。
むしろ、それは大きな誤解なのです。

それこそ、正々堂々と、まっとうな商売をしたいなら、
ベンチャー企業で・・・ それも、景気よく儲かっているベンチャー企業で働いた方が良いでしょうね。
でもって、一番良いのは起業することです。

なんだかんだ、ベンチャー企業は、
楽をして、大きく儲かるので、わざわざ危険な橋を渡るような ことはしないのです。

「ベンチャー企業で成功した方々は、程度の差こそあれみんな悪いことをやっている」
といったイメージが支配的なのは、
結局のところ、そうでもしないと儲からないようなブラック企業や、
ブラック企業予備軍の会社で働いている方が多いからでしょう。

いやいや、ビジネスの適正規模を理解して取り組めば、
まじめに、誠実にやっても、利益はしっかり出せるものなのですよ。

うちの会社もそうですし、
私の友人たちの会社もしかり、です。

ともあれ、彼らの語る企業論なんて、
しょせんは、美女を見るとすぐに「整形だ」と批判する
ワイドショー好きのおばちゃんと同じようなものなのです。




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